ポーカーのストレートとは?強さや適用するルールを解説【カジノ用語】

ポーカーのストレートとは?強さや適用するルールを解説【カジノ用語】

ポーカーで定番となっている役が、ストレートです。

5つの数字を並べると実現する役として有名で、基本的な役として覚えておかなければならないものです。

単純に役を作り出したとしても、実は強さに違いがあること、成立するルールというのもありますので、しっかり覚えておかなければなりません。

この記事では、役の作り方について解説する他、条件などのルールなどについても解説していきます。

本記事で解説すること
  • どのように作られるのか
  • 完成した場合の立ち回り
  • どれくらいの強さを持っているのか
目次

ポーカーのストレートとは?

ポーカーのストレートとは、5つの数字が順番に並んでいる状態であることを示します。

画像の状態のように、手札にあるカードと盤面にあるカードを合計して、1つずつ数字が増えている状態が5枚続いていれば成立します。

画像の場合は、3から7で成立するものとなっており、手札に3が隠れていることから相手に対してわかりづらいような盤面になっています。

完成した場合には、数枚程度で気軽に作られるものよりも強い状態を作れるようになっており、強い状況を作れていないプレイヤーに比べて強い状態を作れます。

なお、ストレートという役には派生形があるものの、全て条件が厳しいことからテキサスホールデムではあまり考えなくてもいい状況です。

とにかく基本的な状況が作られているもの、と判断して行動していくのが重要になっており、成立している時にはどのように行動するかが求められていきます。

成立のルールが存在する

役が成立するためのルールが存在していますので、プレイする際は気をつけてください。

3,4,5,6,7のような形で成立している場合は、問題なく役が成立しているものと判断されています。

一番強い状況である、10からAを使った場合も役が完成しているものと判断され、最強クラスの強さを持った状態となっています。

しかし、成立していない状態になっているものも存在いるので、注意してください。

画像の状態では、K,A,2,3が揃っており、Qか4のどちらかが提示されれば役が完成している状況に見えます。

しかし、ルールによってAと2を使った場合のパターンは、Aから5を使ったもの以外存在していないことから、この方法では役が認められません。

この盤面はただのハイカードであり、役が作られているものとは思わないようにしておきましょう。

ストレートには強弱が存在する

役には強弱が存在しており、弱い状態と強い状態が作られています。

先ほど紹介した画像では、3から7で成立している状態となっており、役自体は認められています。

しかし、使われている数字が弱いことから、最高の数字が7と判断されて弱い判断を受けるケースが多くなっています。

ストレートという役は、最後に使われている数字が一番高い方が強いという判断を受けることになっているため、最後の数字が強い方が有利です。

こちらも役が成立している状態ですが、一番強いカードがKになっていることから、2番目に強い状態を作れています。

同じ状態になっている場合には、カードの強さが最後に生きてくるため、持っているカードによって強いか判断されるものと覚えておきましょう。

なお、一番強いカードはAであり、Aが最後に来るパターンは強力なものとなります。

ストレートはポーカーで強いのか

実際のテキサスホールデムで強いと判断されているのか、答えは何とも言えない状況です。

実際に強い役であるのは確かなのですが、より強い役が成立するパターンもあることから、強い役に対して無力の状態が生まれてしまうのも間違いありません。

役の強さは、5枚のカードを利用しているパターンでは一番弱いものとされており、勝てるのは次の役に限定されています。

  • 3カード
  • 2ペア
  • 1ペア
  • ハイカード

紹介していない役には勝てない状態になっていることから、強いという状況ではなく中間的な強さを持っている状態である、と判断したほうが無難です。

より強力な役に対しては勝てない状態となっていることから、盤面次第で相手の動向をしっかり確認し、勝てるかどうか見ておかなければなりません。

特に、ペアが揃っているような盤面で勝負するのは相当危険な状態になっていることから、なるべくペアが揃っていないバラバラの盤面で戦っていくのが強い状態です。

画像のように、数字がバラバラの状態であれば他の役が成立する可能性が、ほぼないと判断できます。

相手が役を超える可能性があると思われるのはフラッシュだけですが、5枚目にダイヤが落ちなければ成立しないことから、自分のほうが有利に戦える状態になっています。

中間程度の強さだが発生確率は高め

役の強さとしては中間程度であり、より強い役には勝てない状況となっています。

ただ、メリットとして存在しているのが、成立する可能性がそれなりに高いという点です。

ストレートが成立する確率は0.4%程度とされており、他の役が0.1%程度になっていることを踏まえると、成立するチャンスというのは相当高いものと判断して構いません。

発生確率が高いというのは、手札の状況次第でも勝てる可能性があるという状況を作り出しています。

項目詳細
より強い役を作る手札次第では作れなくなってしまい
ハイカードになるケースがある
ストレートを狙う手札が弱くても成立する可能性があるため
諦めなくてもよい

中間程度で展開されている役ではあるものの、盤面次第では一番強くなる可能性を秘めていることから、チャンスがないわけではありません。

ペアが出ている盤面では弱いので注意

バラバラのカードが提示されている盤面には、かなり強いとされているのですが、ペアが出ている盤面に対してはあまり強くないという状況があります。

先ほど紹介した画像を、もう1度確認してみましょう。

よく見ると、5のペアが展開されていることがわかります。

ペアが存在するというのは、もしかすると相手が強いものを持っている可能性があることから、自分が持っている役では勝てない状況になってしまいます。

勝てる状況をしっかり作っていくためには、盤面に提示されているカードがペアでないことをしっかり確認したうえで、ベットして勝負できるような状況を作れるかが重要になっていきます。

ストレートが完成した場合に取るべき行動

役が完成した場合に取りたい行動としては、次の方法です。

  • 積極的に賭けて相手を降ろす
  • チェックで回して相手から賭け金を受け取る
  • 盤面次第ではオールインもあり

基本的には積極的に攻めたいところですが、相手の役が強い可能性もあるので注意しなければなりません。

チェックで回して、相手にベットさせてから強い金額をつぎ込み、相手にプレッシャーをかける方法も有効です。

積極的に賭けて相手を降ろす

相手を降ろして勝負したいと考えている場合には、積極的な賭けを続けていくのが一番いい方法です。

役が成立した状態であれば、賭けを積極的に繰り出しても負ける可能性というのはあまり高くないことから、勝負しても問題ないのです。

特にテキサスホールデムというのは、盤面に展開される数字が5つまでと制限されていることから、強い役が2つ以上成立しているという状況が起こりづらくなっています。

役が成立した状態であれば、かなり強い勝負ができると判断して、攻撃を続けるというのが相手に対して嫌な行動といえます。

項目詳細
消極的な攻撃相手は弱いものと判断して攻めてくる
積極的な攻撃相手が強い手札じゃないかと予想して攻撃を止める

相手を降ろすためにも、積極的な攻撃をしていく方が勝率は、高くなる可能性もあります。

チェックで回して相手から賭け金を受け取る

消極的なパターンでも有効とされているのが、チェックで回して相手に賭けさせるという方法です。

一般的にチェックというのは、何もしないで次のカードを見ていくという方法になりますが、相手に行動パターンを渡すことによって強制的にチップを巻き上げる方法があります。

自分が何もしないで回していく状態であれば、相手は弱いと判断して賭けを繰り出すことから、その賭けに対してレイズするなどして攻撃すればいいのです。

項目詳細
先に攻撃する相手が攻撃せずに降りてしまい
チップが思ったよりもらえない
後に攻撃する相手が賭けてから盤面が変わることになるため
相手はかなりのお金を失う

攻撃するパターンを変えていけば、より強い状態に見せかけることも可能になっているため、有利に賭けを進められます。

盤面次第ではオールインもあり

最後の手段として、オールインによる勝負を挑むというのも1つの方法です。

オールインをすると、全てのチップを差し出すということになりますので、相当な勝負をしていることがすぐにわかります。

相手はこの状況に対して勝負するか、降りるかという状況を決めなければならないことから、プレッシャーは相当なものになっています。

項目詳細
全てを差し出す大きな勝負をしているものと判断し
相手はどうするか迷う
少しだけお金を使う弱い勝負であれば勝てると判断し
相手も強気に攻撃してくる

相手の役が強かったとしても、オールインというのは勝てるかどうか不安に思っていることから、勝負しない可能性もあります。

弱い役でも強く見せるためのテクニックとして使えることから、どうしても弱い役を強くしたいと考えているなら、すべてを差し出しましょう。

ポーカーのストレートに関するよくある質問

ポーカーのストレートに関する質問の中から、よく見られるものについて取り上げていきます。

Aと2を並べた状態はストレートですか?

例として、A,2,3,4,5という状態ができたとします。

このパターンであれば役が成立していると判断されますが、一番弱いので同じ役に負けてしまう点に注意してください。

なお、J,Q,K,A,2のように、JやQを経由するようなパターンは役として成立しておらず、ただのハイカードです。

ストレートはマークを無視していいですか?

基本的にマークは、無視して構いません。

同じマークが揃えばフラッシュも同時成立となり、2番目に強い役として判断されます。

ただ、ほぼ成立しない状況となっていますので、あまり気にしなくても十分戦えます。

相手も同じストレートを持っていた場合は、どうなりますか?

相手も同じ数字だった場合、最終的にマークを見て判断されます。

スペードが一番強いものと判断され、次にハート、ダイヤ、クローバーの順に強さを判断します。

どちらも同じだった場合は、引き分けという扱いになります。

ポーカーのストレートは基本的な役として重要である

ポーカーのストレートは、基本的な役としては重要になっています。

知らないことには勝負できる状況になりませんし、相手を攻撃するための役としても、覚えておかなければ話になりません。

何よりも、ペア以外で強い役を作れる可能性を秘めていることを踏まえると、チャンスはかなり広がっていると言えます。

困ったときは、カードが落ちてくれることを願いながら、役が成立するような立ち回りを検討していくのがおすすめです。

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